自家製粉そばの「ざる蕎麦せと」ー飛騨高山

外国人観光客であふれる飛騨高山。

いい蕎麦屋はないかと・・・ありました。ざる蕎麦せと!

 

自家製粉のお蕎麦屋さんだけあって、とても蕎麦の実にこだわってます。

この日、選べる蕎麦の種類も4種類あった。

ホームページやメニューを拝見すると季、節によって他にもたくさんの種類の岐阜県、近郊の長野県の蕎麦が楽しめるようなので。気になる人は、チェック。みんなで行くと複数の種類が一遍に体験できていいかも。

 

旦那の拘り。熱いパッションを感じます。

 

名古屋から富山へ南北へ走る国道41号線沿いに店舗はありました。

 

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注文したのは、ざるそば2種 

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店内は厨房に面したカウンター席と畳の座敷席がありました。(もしかしたら、もっと奥もあるのかな??)

「頑固なオヤジが蕎麦を打ちながら待ち構えてる〜」なんて想像してたら、ジャズが流れる親しみ易い空間でした。

 

カウンターの向こうの厨房で働く女性に「ざるそば1種」をはじめに注文したところ「それでは量が足りないと思うよ」とアドバイスをもらい「ざるそば2種」へ変更〜

 

1つは、飛騨の宮川という集落の在来種の蕎麦「宮川」。もう1つは高根町日和田産の「火畑そば」。飛騨には、多様な種類の蕎麦が育てられているんですね。と、そのはず調べてみると高山市は東京都と同じ面積を誇る。それにも飽き足らず、飛騨地域って言うのは飛騨市下呂市白川郷の大野郡と高山市を含むエリアの事を言うらしいのでどんだけ大きんだって。

 

「宮川」。美味しい!これ好きだわ〜

メニューの説明には、「独特のあまみ」について語られていたけど、私の第一印象は「モチっとしてる」。弾力がいい。細いうどんのようで、でも蕎麦独特の香りも豊か。

 

「火畑そば」。少し粗挽きなのかな?歯触りがした。オーソドックスな味と香り、食感だった。

どちらも、目の前に運ばれて一目見た時「クロ(黒)!」という印象を抱いた。口の中へ入れると、ふんだんに使っているの蕎麦を香りを知らしめさせらる。産地の蕎麦屋だなぁ〜 ごまかしがない。

 

そばつゆは、普通かな。

出汁があふれでる「蕎麦屋のだし巻き」 

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出汁巻きも頼む事にした。

これまで行く店行く店で、他のお客さんの出汁巻きを美味しそうに食べる顔を見てきたので、「今度こそ!」という気持ちを成就させた。

 

店の入り口で蕎麦打ちをしている旦那がひと段落した時に

厨房へ向かい出汁巻きを作ってくれた。

作り終わると、その旦那自らカウンターの私のところへ持ってきて

「かけそばと同じ量のそばつゆを使って・・・」なんて語りだしたのが記憶に残る。

旦那が戻っても耳に残る「かけそばと同じ量・・・」なんて言葉を思い出し耳を疑ったが、言った通りの溢れ出る出汁に舌を火傷した。おいしい。

 

例えるなら、親子丼の卵を卵焼きにまとめたような感じ。