そば屋「176」ー練馬駅

千川通りから練馬駅を越え下り、西武線の線路下を潜ろうとした辺りにあるお蕎麦屋さん「176」(

いちななろく)。

 

以前は、「チャイカ」と言うピザ屋さんだったらしい。遠い昔ではあるが、近くでバイトしてたこともあり「チャイカ」。何となく耳に残っている。

 

店舗は、一軒家を古民家のように古材であしらった内装でした。葵い暖簾を押して、中に入ると雰囲気のある店。

 

お勧めはカウンター

一人で店に入ると、カウンターへと通されました。ラッキーなことに、目の前で大将がそばを打つ姿を目の前で見られました。

 

湿度をチョイチョイ気にしながら、丁寧に作業をされてました。

打ち粉の振り方など、工程こそ大外れて違いなくても、ちょっとした所作が先輩方の仕事を見るうえでは参考になります。

 

本日の天ざるそば

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ざるそばと日替わりの天ぷらのセットの、本日天ざるそばを選びました。この日は、鱧の天ぷらでした。

 

天ぷらは、お塩と一緒にやって来た。そばつゆを汚したくないので嬉しい。鱧天は、一口目「サクっ」。「美味しいな〜」と思いました。が、だんだんと油が重く感じようになった。僅かだけ油っぽさが強いのか。

 

肝心のお蕎麦というと、香りは少ないがもちっとしたノドコシがいいそば。太すぎず、細すぎず丁度いい。

 

前回の「たなか屋」さんも、そうだったけど東京はこう言う特徴のそばが多いのかなぁ〜。

 

そばつゆ、特に美味かった!鰹の風味が強く出ているタイプ。そばに良く合った。

 

そばは、よーく見ると若干不揃いだ。亭主の、そば切を見ると、若干斜めに包丁が降りている気がする。 意図しているのか、ないのかは分からない… ただ、私はこう言う不揃い感は、かなり好きだな。

 

今日も、お旨いそばをいただきました。